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【郡山店】

〒963-0101
福島県郡山市安積町日出山1-132
TEL.024-944-0712

【営業時間】

AM10:00~PM7:00(毎週水曜定休)

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2011.09.18

いわきのお客様よりご注文いただいてましたガラスの器が納品になりました。

前にご紹介しました高山浩子さんのおぼろ花シリーズの冷茶碗です。

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先月、ご家族4人で来ていただき、冷茶碗を小鉢として使いたいとの事でご注文いただきました。

 

その際 "毎日の食卓が小鉢が多いので・・・" とおっしゃってました。

丁寧にお料理をしている様子が伝わってきます (^-^)

 

 

このご家族は、以前、琉球ガラスで出来た果物のオブジェをご購入いただいたことがあります。

 こんな感じのもの↓

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その時は、お皿に盛って楽しみたいとの事でご購入いただきました。

 

 

今回は帰り際に、

" WSSAさんはずっと続けてくださいね。震災以降いろんなお店がなくなってしまい寂しいです "

というお言葉をいただきました。

震災の時、床に落ちた果物のオブジェを泣きながら片付けたそうです。

ただ、ひとつも壊れてなくて、時が経つ事にオブジェを見ていると心が落ち着きました。だからずっと続けてくださいと・・・。

 

またひとつ元気をいただきました。

 

当初、何をすればいいのかわからず、何も出来ない自分達にもどかしさを感じてました。

看護士でもない、自衛隊でもない、重機も運転できない・・・

何が出来るのかな・・・何も出来ない・・・足手まといになるだけ・・・

そして、余震に怯え、みえない恐怖,不確かな情報に不安でいっぱいでした。

 

一心不乱にお店を片付けました。

余震で壊れないようにディスプレイしました。

新しい商品を入荷しました。

もとの状態に戻す事にひたすら集中しました。

 

あれから半年 " これでよかったんだ " とまたあらためて思いました。

自分達に出来ることをやる!いつも通りに続ける!!

 

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2011.09.11

涼しくなってきました。

 

おだんご、饅頭、栗、芋、チョコレートなど夏にはあまり口にしなかったものが、無性に食べたくなります。

秋になった途端にそういった衝動にかられます。

 

そして、当店に置いてある漆器が気になってきました。

 

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菓子皿に饅頭を並べたらとっても気品があり粋です。

 

 お椀にけんちん汁を入れたらどんなに素敵でしょうか・・・

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小鉢にはお漬物、四角皿には何を乗せようか・・・

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当店の漆器は平田村において活動中の近藤保さんの作品です。

 

近藤さんは国産の漆でてぐろめという工程で漆を精製しています。

日本産はかたく仕上がるので傷がつきにくいそうです。

また、機械に頼らず、自分で精製する事にこだわるのも機械とは違い計算できない、仕上がりが読めない面白さがあるからだそうです。

 

近藤さんの漆器は根来塗りで、使いこむと塗料が剥げて、下塗りの色がでて味わい深くなってきます。

 

ちょっと油絵みたいですね。

べたべたと絵の具を重ねて削ってまた重ねて・・・計算できない面白さ・・・

奥が深いです。

 

 

手入れが大変なのでは・・・

と思われがちですが、しっかりと丁寧につくられている漆器はとても丈夫で基本的な使い方(しまっておかずに使い込む、火の近くに置かない、食洗機はさける、など)を守れば長く使う事ができます。

 

漆は防虫効果もあり、柱や天井にも塗られたりします。塗膜には保湿効果もありいつまでもしっとりとさせています。

 

まさに天然塗料です。

最終的には土に還る自然のものです。

(30年経たないと半減しないとか、2万4千年かかるとか、45億年とか、処理する場所がないとか、人間の力ではどうにもならないものとは大違いです)

 

自然に還る 】とっても大切な事ですね。

 

 

近藤さんはよく

"漆器の扱いで所作が身に付く。子供の頃から覚えさせると、その人の大きな財産になる"

と口にします。

 

まさにその通りだと思います。

自然に身に付く所作・・・

思い切り敷居を踏んだり、挨拶の角度、お箸の持ち方など、思わぬ場所で恥ずかしい思いをする事がありませんか?

私は年を重ねる事にそんな事が増えてます(-。-;)

 

昔からある日本人の奥ゆかしい所作、しっかりと身につけたいですね。

 

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明日は十五夜です。

家にある近藤さんの布張皿におだんごを盛って、風情を楽しみます 

 (*^▽^*)/

 

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2011.09.02

9月です。

昼はまだ蒸し暑いですが、夜になると肌寒さを感じます。

 

東北は秋が短いです。やっと涼しくなってきたなと思っているとすぐに冬がやってきます。

だからこそ秋がとってもいとおしく感じます。

 

今日は茶箪笥をご紹介します!!

当店の扉を開けると右側に和室っぽい空間があります。

 

"和室に置いていい感じの茶箪笥・・・"というまたもや感覚的な表現で注文したところ、

家具工房ニングルさんよりこんな素敵な茶箪笥が入ってきました。

 

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W1650 クルミ材です。

よく見てください。木目が左右対称にきれいに入ってます。

 

 

 扉を開けると・・・

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 取っ手の部分はこんな感じ・・・

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和室にドンとこれだけ置いてあると他に何もいりません。

中から急須や茶托やお茶菓子が出てきて、思い出のスナップ写真や敬老会の案内やいろんな物がたくさん出てきます。

座ったまま手を伸ばすだけで、物が出てきます。

これが、日本の茶の間です。 よね!  (^_-)-☆

 

この一角は和室みたいにディスプレイしてあります。

ギャッベの上にニングルさんのニレの座卓・・・壁にアインズさんのアイアンの花入れ・・・茶箪笥の脇に今千春さんの壷・・・

 

座ってみてください。落ち着きますよ。

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お待ちしております。

 

   

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